フリーランスという働きかた


フリーランスとして働き始めて10数年がたちました。

デザインの専門学校を卒業してデザイナーとして働きだしたすぐのころから、いつかはフリーランスになりたい・・とおぼろげに考えていました。
今、改めて振り返ってみると、10数年もの間続けてこれたことが自分でも少し驚きです。

その間結婚・出産も経験し、途中フリーランスとしてのを続けていくモチベーションがなくなって派遣で働いたりしたこともありました。

フリーランスという働き方は、育児をしながら在宅で仕事ができるということが大きなメリットです。
ママ友からも「内職でもいいから働きたい、在宅ワークをしたい」という声をよくききます。

小さい子どもが居るので外に働きに行きたくても行けない・・というママは沢山いると思います。
そこでママ達の働き方の参考になればと思い、私が子どもを育てながら仕事をしてきた経験を振り返って記して行きたいと思います。

■フリーランスなるまで

デザインの専門学校を卒業した後、まずデザイン会社でカタログやチラシ制作など、DTPの仕事を経験しました。

その頃は飽き性で何事も長続きがせず、自分に何が向いているのかも分からず、その後事務、販売員、CADオペレーターなど職種も転々と変えていました。

海外生活に憧れ、仕事を掛け持ちしながらもお金を貯めて半年間カナダで暮らしました。
夢だったカナダでの生活に満足して帰国後、今後こそデザインの仕事で長く働かなければと思い就職活動を始めました。

しかし就職が全く決まらず・・(T_T)

そりゃそうですよね、仕事を転々としてスキルも何もないのに・・。

そして、もう一度DTPスクールに入って数か月間学びなおし、その甲斐があってようやくデザインの仕事に就くことができました。

就職した会社は残業が多く、毎日終電で帰るという生活でした。
家に帰っても寝るだけという日々が続きました・・。

今考えると結構ブラックな会社だったと思います。
ただ当時はデザイン・広告業界は残業が多いのが当たり前という感じだったし、その分仕事を覚えることができると前向きに考えていました。

■最初は副業という形から。

その後転職した職場は残業の少ないところを選びました。

通販の会社でカタログ制作の仕事をしていたのですが、締め切りの時期以外は定時に帰れる会社だったのです。
18時ぐらいには家に帰れる日があるので、空いた時間がもったいないな~と思うようになりました。

実家暮らしで特にお金に困っていたわけではないのですが、空いた時間も働きたい!と思ってしまったのです。

それで仕事が終わってから週2回ぐらいのパソコン教室の講師のバイトを始めました。
そこで同じく講師のバイトをしていたフリーランスの人から旅行パンフの仕事を頼まれたのがきっかけです。

何ページだったのか忘れたのですが5万円ぐらいの報酬でした。
めっちゃうれしかったですね。「ちょっと空いた時間に仕事をしたら5万円ももらえた!」と。

その経験に味をしめて、その後求人などで仕事を探してうまく仕事がもらえるようになり会社が終わってからの時間や土日に作業するようになりました。

■結婚後、本格的にフリーランスに

会社勤め+副業をしているときに結婚をし、結婚後1年ぐらいたってから会社を辞めて完全にフリーランスになりました。

まだ子どもがいない時期でこの頃が一番稼げていました。

私は「週3日は休む」ということを決めていたので、主婦業をしながら週4日しか作業していなかったのですが、それでも会社でフルタイムで働いていた時の給料以上は稼げていました。

この頃は、クライアントが独自で開発したCMSを使用して、WEBページを作成する仕事を主にしていたのですが、仕事の8割が1つのクライアントからのものだったのです。

仕事の大部分が1つのクライアントから・・という状況は良くないので新規開拓をしないといけないと思いながら、結構割りのいい仕事だったので、別の仕事を探すために時間を割くということをせずにそのままにしてしまっていました。

■妊娠・出産、そして育児をしながら在宅ワーク

そんな中一人目の子どもを妊娠しました。

幸いつわりも全くなく、仕事も全く同じペースで続け出産1ヶ月前までは仕事をしていました。

子どもが産まれたら旅行にも行けないと思い、安定期には近場ですが旅行にも行ったりと、マタニティライフを楽しんでいました。

無事出産後、退院して実家で過ごしていたのですが、退院から2週間ぐらいたったころ仕事依頼の電話がかかってきて、出産後1ヶ月もたたないうちに仕事を再開しました。

その頃は子どもはまだ寝てばかりでしたので、今までしてきた仕事量の半分ぐらいなら育児をしながらやっていけるのでは・・と安易に考えていました。

■仕事が激減

ところが数か月後仕事が激減してしまったのです。

仕事をいただいていたクライアントの業績が悪化して仕事は減り単価も下がりました。

さらに今まで使用していたCMSは廃止して新しいCMSを使用することになったのですが、その新しいCMSの動きがとにかく遅くて・・(;´ρ`)作業時間がが今までの3倍ぐらいかかるようになった感じでした。

この頃、子どもが動き回るようになり、仕事をできる時間自体が少なくなってきていた中で、あまり時間のかかる仕事やボリュームの大きい仕事はできにくくなっていました。

さらにそのクライアントとあるトラブルが起こってしまい、結局そこからのお仕事を請けないことにしたのです。

そしてもっとに悪い事に、夫の会社も業績が悪くなり、給料が大幅にカットされ家計が苦しくなりました。ちょうどリーマンショックの次の年のことでした。

その後新しい仕事を探しますが、なかなかいい仕事に巡り合えません。

今考えると、景気も悪かったのでしょうが、自分自身のスキルも足りなかったと思います。
数年間独自のCMSばかり使っていたので、WordPressやMovable Typeも使えなく、完全に世の中から取り残されている感じでした。

そんな中2人目を妊娠。

子どもを授かった喜びもありましたが、家計のことも考えると将来の不安も大きかったのがこの時期です。

■育児をしながら仕事をすること

その後ようやくランディングページデザインの仕事を見つけ、月に数件仕事をもらえるようになりました。

しかし二人目の子どもを出産してからはいよいよ仕事ができる時間が短くなりました。
上の子も2歳で手がかかる時期でしたので、育児と家事だけでフラフラになってた毎日。

子どもを夜寝かしつけて一緒にそのまま寝てしまいそうに・・というか私が先に寝てしまうのですが・・・必死でムクっと起き上がって1~2時間だけでも仕事をするという生活を続けていました。

幸いランディングページの仕事の納期が長めだったので、1日1・2時間の作業でなんとかこなせていました。

そんな必死な日々を乗り越えて・・上の子、下の子と順番に幼稚園に行くようになり、
少しづつ昼間に作業できる時間も増えてきました。

今では二人とも小学生なのでかなり仕事の時間を取れるようになりました。

過去の失敗を踏まえて、現在は数社と契約してお仕事をいただいています。
なので急に仕事が全くなくなるようなことはないと思うのですが、やはりフリーランスは不安定なことには変わりはないです。

子どもが小学生になった今は一緒に公園に行くこともほぼなくなりましたが、小さいうちは毎日公園に連れて行きました。

毎日寝不足だったけど幼稚園の行事にもすべて参加しました。

今振り返るとにあっという間だった赤ちゃん・幼児時代・・子どもがべったり母親にくっついてくるのもほんの短い間です。

その時期を子どものそばで過ごしながら仕事も出来たことは、大変だったけどとても充実した時間だったと思います。

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